2025年3月25日
タイへの渡航を計画している方へ朗報です!
2024年4月15日から10月15日まで期間限定で実施されていた、タイへの陸路・海路での出入国カード(TM6)免除措置が、2025年4月30日まで延長されることが決定しました。この措置により、陸路・海路でタイに入国する旅行者は、従来必要だった出入国カードの記入・提出が不要になります。タイへの入国手続きがさらに簡素化され、旅行者の負担が軽減されることとなります。
◆出入国カード免除措置の詳細
これまでタイに陸路や海路で入国する際、**出入国カード(TM6)**を記入して提出する必要がありました。しかし、2024年4月15日から2025年4月30日まで、16の陸路・海路国境において、出入国カードの提出が免除されることとなりました。この措置により、タイに入国する際の手続きがスムーズになり、長時間の待機や煩わしい記入作業を避けることができます。特に観光業の活性化を目指し、観光客やビジネスマンのタイへの入国がより便利に、より快適に進められるようになります。
◆免除される国境地点
出入国カード免除が適用される国境地点は以下の通り
《陸路国境》
・ミャンマー(メーサイ、タチレク)
・ラオス(ノーンカイ、ビエンチャン、フアイサイ)
・カンボジア(アランヤプラテート、ポイペト)
・マレーシア(ハジャイ、ソンクラ、ペッタン、クワラルンプール)
《海路国境》
・マレーシア(ランカウイ島、プルーケーオ)
・ベトナム(カントー、ホーチミン市)
これらの国境を通じてタイに入国する旅行者は、出入国カードの記入なしに入国手続きを進めることができます。
◆ETA(電子渡航認証)システムの導入
さらに、タイ政府はETA(電子渡航認証)システムの導入を進めています。このシステムにより、ビザ免除対象の93カ国の旅行者は、事前にオンラインで登録し、QRコードを取得後、タイの空港で自動ゲートを通過することができるようになります。
◆ETA(電子渡航認証)システムの導入
さらに、タイ政府はETA(電子渡航認証)システムの導入を進めています。このシステムにより、ビザ免除対象の93カ国の旅行者は、事前にオンラインで登録し、QRコードを取得後、タイの空港で自動ゲートを通過することができるようになります。
~ETAシステムの特徴~
・対象国:日本を含む93カ国
・手続き:オンラインで渡航前に登録、QRコード取得後に自動ゲート利用可能
・滞在期間:最大30日
ETAシステムの導入により、タイの空港での入国審査が効率化され、よりスムーズな旅行が実現!
◆観光税と入国手数料
また、タイ政府は新たに観光税を導入することを発表しました。この税は、タイへの渡航者から徴収され、観光インフラの整備や旅行者の安全を確保するために使用されます。具体的には、以下の手数料が検討されています:
・空路での入国:300バーツ
・陸路・海路での入国:150バーツ
さらに、ETAシステムと統合される可能性があり、これらの手数料がオンラインで支払われることになるかもしれません。
◆その他の入国に関する手数料
・空港税・出国税:空路で入国した際、主要空港で700バーツの出国税がかかることがあります。事前に航空券に含まれているか、別途支払いが必要かを確認しておくと安心です。
・観光ビザの申請手数料:観光ビザが必要な場合、申請手数料は1,000バーツ程度かかります。
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